宮崎空港から近いメジャーサーフポイントとして、県内外から多くのサーファーが押し寄せる「木崎浜」。アクセスが良好なだけでなく、全日本サーフィン選手権大会や世界大会が開催されるほど、クオリティーの高い波が安定してブレイクしていることで知られています。今回は、宮崎を代表する日本屈指のサーフポイント「木崎浜」にスポットを当てて、ビーチの特徴やポイントマナー・周辺情報などをお届けします。サーフポイント「木崎浜」は宮崎のどこにあるの?木崎浜は宮崎市にあるサーフポイントで、宮崎空港からは車で10分ほど、宮崎港からは一ッ葉有料道路を利用して20分ほど南下したしたところにあります。九州自動車道を、日南・青島・宮崎空港方面の国道220号に降りてからも10分ほどで到着しますので、正に陸・海・空どの交通手段を使っても訪れやすい好立地。「サーフトリップで宮崎に行ったら、まずは木崎浜をチェックする」という方も多いのではないでしょうか。%3Ciframe%20src%3D%22https%3A%2F%2Fwww.google.com%2Fmaps%2Fembed%3Fpb%3D!1m18!1m12!1m3!1d10640.4904817962!2d131.44682148520084!3d31.826342344784948!2m3!1f0!2f0!3f0!3m2!1i1024!2i768!4f13.1!3m3!1m2!1s0x3538c7c294d81861%253A0xde6a25d2d3a4d440!2z5pyo5bSO5rWc44K144O844OV44Od44Kk44Oz44OI!5e1!3m2!1sja!2sjp!4v1672649331085!5m2!1sja!2sjp%22%20width%3D%22780%22%20height%3D%22450%22%20style%3D%22border%3A0%3B%22%20allowfullscreen%3D%22%22%20loading%3D%22lazy%22%20referrerpolicy%3D%22no-referrer-when-downgrade%22%3E%3C%2Fiframe%3E木崎浜サーフポイントの特徴木崎浜は、南北約2kmにも及ぶロングビーチで、1年を通してコンスタントに波がブレイクしているポイントです。ビーチ両サイドが清武川・加江田川に挟まれていることもあり、地形が変わりやすいのも特徴。地形によってさまざまなブレイクが形成されるため、サーファーを飽きさせない魅力があります。さらに2022年には、ソラシドエアサーフィンセンター木崎浜(管理棟)がオープンし、より便利に。トイレ・シャワー・ロッカー・更衣室等を完備し、駐車スペースは一部を除き、ビーチに沿って約400台ほど車の駐車が可能です。全体的に空いている宮崎のサーフポイントの中では比較的混雑しやすく、ハイシーズンには車がズラリと並ぶこともありますが、普段は駐車に困ることもほとんどないでしょう。木崎浜へは、清武川・加江田川の堤防出入口2カ所からのエントリーが可能です。ボトム:サンドブレイク:オールラウンドオフショア:西うねりの向き:北東・東レベル:初級~上級設備:駐車場・トイレ・シャワー(水・温水)・コインロッカー/更衣室・自動販売機・管理棟ゆるやかに分かれるエリア(SUPも可能)コンディションによっても変わりますが、加江田川河口付近は比較的メローなブレイクが多いため、ロングボーダーが多く楽しんでいます。清武川河口に近づくに連れ、BB・ショートボーダー率が高くなる印象です。大まかにいえば、加江田川河口付近がロングボード、中央トイレ前・階段前がBB・ショートボードといった感じで、地元サーファーの間でゆるやかにエリア分けがされています。もちろんボードの種類に関係なくどこでもサーフィンは可能ですが、そういった認識を持っていれば安心して楽しめるでしょう。また、人が集中しているブレイク以外にも、よく探すと混雑を避けて楽しめるブレイクが発見できるのは、ロングビーチを有する木崎浜ならではのメリットです。木崎浜におけるSUPについては、2022年12月現在では、清武川河口・加江田川河口より南側からANAホテルより北側までが、利用可能エリアとして指定されています。いずれにせよ事故やトラブルを未然に防ぐために、現状ではサーファーが優先・サーファーのピークは使わないことが条件となっています。カレントに注意!初級者の方はサイズアップ時は青島ポイントへ木崎浜は、サイズに関係なくカレントが発生しやすい特徴があります。沖に向かう離岸流や横の流れも発生しますので、サーフィン中は自分の位置をこまめにチェックしましょう。また、サイズアップ時はさらにカレントが強くなり、ブレイクもパワーを増してきますので、初級者の方はワンサイズダウンする青島ポイントへの移動がおすすめです。木崎浜からは、車で5分ほどで移動できます。海水浴は禁止木崎浜は遊泳禁止エリアとなっているため、基本的には海水浴は禁止です。流れがある上にインサイドも水深が安定していないため、小さなお子さんは特に危険。海水浴を見かけた際は、できればここでの海水浴が危険であることを伝えてあげたいものです。木崎浜の設備やサーフポイント利用上のマナー木崎浜周辺は子どもの飛び出し事故が多発しています。車のスピードは出しすぎないように、思っている以上にゆっくりが基本です駐車スペースに白線がないので、通行の妨げにならないようそれぞれがモラルを持った駐車の仕方を心がけましょうゴミは必ず持ち帰りましょう花火・キャンプ・焚火は禁止ですトイレ・シャワーはきれいに利用しましょう木崎浜や周辺民家・公道・店舗でのタトゥーの露出は控えましょう毎月第2日曜日にビーチクリーンを行っていますので、積極的な参加をお願いします木崎浜サーフポイント近隣のサーフショップ宮崎市内には、数多くのサーフショップが点在しています。ここでは、木崎浜から車で3〜5分ほどのところにあるサーフショップをご紹介します。BLAST SURF WORLD〒889-2151 宮崎市熊野2322-2TEL:0982-58-2038営業時間:12:00~日没まで定休日:月曜日Surf3〒889-2151 宮崎市大字熊野2278-8TEL:0985-58-5035営業時間:12:00~19:00定休日:木曜日NEW WAVE〒889-2151 宮崎市大字熊野1315-1TEL:0985-58-2155営業時間:10:00~19:00(夏季20:00まで)定休日:火曜日サーフポイント周辺のグルメ・観光情報宮崎市は、アフターサーフィンの楽しみでもあるグルメ・観光スポットも充実。ここでは、木崎浜周辺の人気のスポットをいくつかご紹介します。木崎浜サーフポイント周辺のグルメ忠太郎茶屋木崎浜から車で5分。県内外多くのサーファーにとって、海上がりの定番といっても過言ではない老舗うどん店。天然のいりこの出汁が香る、種類豊富なうどん・そばが楽しめます。他にはないサクサク食感のごぼう天うどんや、野菜天やエビ天付きのざるそば・ざるうどんが人気。サイドメニューのいなりや魚寿司もおすすめです!THE GOOD DAYS忠太郎茶屋のお隣に位置する、アメリカンダイナーを彷彿とさせるようなドライブインレストランは、サーファーやバイカーたちで連日賑わう人気店。ビーフ100%のハンバーガーや、ステーキ・タコス・メキシカンプレートなど、異国情緒あふれるメニューが豊富にそろいます。テイクアウトのランチボックスも人気。アクアポットカピタン木崎浜を加江田川方面から出ると、すぐに見えてくるイタリアンレストラン。人気のピザは、注文を受けてから生地を丹念に伸ばし、石釜で焼き上げる本格派です。定番メニューはもちろんのこと、その日仕入れた新鮮な魚で作る黒板メニューも楽しみの一つ。季節の果物を使ったデザートも人気です。NOOSA HEADS木崎浜周辺のロコ達のランチタイムの定番が、ここ「NOOSA HEADS」。木崎浜からは、車で5分ほどのところにあります。店内に所狭しとならぶ異国情緒あふれるインテリア雑貨は、つい眺めたくなるような趣がいっぱい。居心地のよい空間で食べるスパイスの効いた多国籍料理は、どれを食べてもおいしいと定評があります。木崎浜サーフポイント周辺の観光スポット青島神社木崎浜から車で10分ほどのところに位置する、宮崎のパワースポットの一つ「青島神社」。海に浮かぶ、全周1.5キロの島「青島」の中央にたたずむ神社は、国の天然記念物にも指定されている「鬼の洗濯板」や、生い茂る亜熱帯植物が圧巻です。御祭神は、海幸・山幸の神話で知られるヒコホホデミノミコト。縁結びの社としても広く知られているほか、安産・航海・交通安全の神として信仰されています。AOSHIMA BEACH PARK青島神社へ渡る橋のたもとにあるのが、AOSHIMA BEACH PARK(アオシマビーチパーク)。おしゃれなカフェやバーガーショップなどのコンテナショップが立ち並び、海の景色を眺めながら、リゾート感あふれる憩いのひとときが満喫できると、近年旅行客に人気のスポットです。青島神社参拝後や、アフターサーフィンのランチタイム・休憩タイムに立ち寄ってみてはいかがでしょうか。宮交ボタニックガーデン青島宮崎の南国ムードの立役者ともいえる亜熱帯植物を堪能できるのが「宮交ボタニックガーデン青島」。青島神社からは、徒歩で向かえる距離にあります。外苑では、ヤシ科の植物をはじめ、ハイビスカスやブーゲンビリアなど、南国感あふれる木や花々が来場者を歓迎。20m四方・高さ14mの開放的な大温室では、亜熱帯植物が実に1600本も植えられています。園内では、その他さまざまなイベントが随時開催。空港から近いメジャーサーフスポットをお探しなら「木崎浜」へ木崎浜は、空港や港・高速道路からのアクセスもよく、サーフトリップで初めて宮崎に訪れる方や、とりあえずどこかで波チェックをしたいという方にはおすすめのサーフポイントです。ビジターも入りやすいオープンなポイントですので、ルールやマナーを守って、ぜひ木崎浜の上質な波を楽しんでみてはいかがでしょうか。宮崎へのサーフトリップ情報をチェックしたい方は、ぜひFUNRIDEのサイトもご覧ください。FUN RIDEでは、サーフガイド&スクールのご案内や、宮崎のさまざまなサーフィン情報を発信しています。