サーフィンの正しいフォームは股関節がカギ | 3つのセルフチェックポイント | 1-2.フォームの基本テクニックの理解

FUNRIDE 編集部

プロのサーフコーチに学ぶ「ファンライドサーフアカデミー」。今回は、「1-2.フォームの基本テクニックの理解」。

あなたはどこまでできますか? 正しいフォームの3つのセルフチェックポイントをご紹介します。

本稿は、Youtubeの放送を加筆修正したものです。

講師 富岡正登(以下、富岡):前回は自身のフォームをチェックするポイント3つをお伝えしました。

そこで、今回は基本テクニックと、自分のテクニックとの違いを具体的に理解して、具体的に修正していくステップになります。

まずは上半身の向きは、目と胸と手を進行方向に向けてほしいということです。テイクオフした後のノーズの方向が進行方向です。

体幹をしっかり準備することで、力強いパフォーマンスが発揮できる

MC田島亜聖(以下、田島):目ということは、顔も完全に向ける必要がありますか?

富岡目線で大丈夫です。

自分が立った後の、リラックスした自然な状態で大丈夫です。

田島:いつもの状態だと、胸は向いてないですね。足もパンパンになってます><

富岡:足に負担がかかるということは、後ろのヒザに課題がありそうですね。後ろ足のヒザが気になる方は、ヒザが後ろに開いていて、中に入らないだろうなと感じます。

ヒザに関しては後ほど話すとして、最後に背中のシルエット。

田島:背中のシルエットってどういうことですか?

富岡:これも海で見ていると多いのが、重心を下げたい意識が強くて、背中をまるくしてかがんでサーフィンしてしまっている人です。

丸くなってしまうと、上半身の動きが出せなくなってきます。

体幹トレーニングということを聞くことがあると思いますが、体幹をしっかり準備することで、力強いパフォーマンスが発揮できるんですが、丸くなると体幹が抜け、力が入らない状態になってしまいます。

体幹をしっかりした形にするには「背中シルエット」、背中がまっすぐした状態で、胸を正面に向けて、後ろ足のヒザが入れられるかが重要になります。

基本のフォームをシンプルに一言で言うと、「サーフボードの進行方向に向いて立って、目と胸と手を進行方向に向ける」ということだけです。

田島:そこさえ抑えていけば、基本のフォームということなんですね!?

富岡はい。そして、基本のフォームというのはニュートラルな場所であって欲しいんです。

ボトムターンやトップアクションのスタート地点である、ニュートラルな場所です。

サーフィンはターゲティングと言って、行きたい場所、行きたい場所に、目と胸と手を向けて、追いかけていだけるかが重要になります。

これは、バックサイドであっても背中側の波にターゲティングして、目と胸と手を向けていくことは同じです。

田島:富岡さんの想定は、ダブルくらい波をイメージしているように感じるのですが…、私たちのレベルだど、腰くらいの波が一般的なんですが、その場合はどうなりますか?

富岡:基本的には同じです。ただ、今見ていて気になったのが、下半身です。

多いのが、スピードをつけようと前足加重に、どんどん板を踏みこんでいき、肩を抑え込んで乗っている方です。

あくまでもスピードがつくのは抑えたものを、後ろ足にのせ替えてフローティングさせていく時です。

肩を抑え込みながら、肩を開くことは難しくないですか?

サーフィンの正しいフォームは股関節がカギ

田島:たしかに・・・ワケが分からなくなってきましたw

富岡:まっ、これボトムターンになってきましたので、これは後々、細かく説明していきますね。

田島さんの後ろ足のヒザは比較的、内側に入っているので問題はないですが、良くないのは太ももの筋肉を使って踏ん張ったような乗り方になってしまう人です。

そうなると、体が硬直してしまって、体の連動性の動きが出なくなります。

後ろのヒザを中に入れようと思ったら、股関節を内側にグッと入れる必要があります。

股関節と足首を、内側に入れると、力を入れずにすとんと落ちるんです。そうすると、力まなくても体が自由に使えます。

田島:足の筋肉がめちゃくちゃいりますね…

富岡いらないですよ!

筋肉がいたいのは、股関節が使えていないからなんだと思います。

また、この股関節を使った動きができないと、背中をまるめて低い状態を作ろうとしてしまうので、上半身の動きがでない状態になってしまいます。

また、チェックしてほしいことがあるんですが、母指球筋でしっかり抑えられていないと、体の構造上、バランスが取りつらくなります。

なので、母指球筋にしっかり力をかけられているかが重要です。

後ろ足の母指球筋に加重しながらヒザを内側にいれて、基本フォームをとります。そのまま前足の母指球筋に体重をのせて、次の後ろ足の母指球筋にのせ替えられるかを確認してください。

田島:これは、明日、海で再現しようとしてもできないですね><

正しいフォームを確認する3つのセルフチェックポイント

富岡そうですね。日頃から準備できているかが重要ですね。

それを再現できるようにするのが、次回説明するフィットネスですね。

そして、フィットネスの要素が自分の体に足りているのかを確認するための3つのポイントがあります。

先ほどから説明している、

目、胸、手を前に向ける

母指球筋に加重しながら前後の加重移動ができる

股関節の内旋と上半身の旋回

です。後ろの膝を内側にいれる部分までは同じですが、その体制で上半身をひねる、旋回していきます。旋回はできれば、できるほどよいです。

田島:なるほど、これは痛いですね><

富岡:旋回にヒザがついていってしまいましたが、下は固定したまま上半身の軸をつくってを旋回させていきます。

体のコンディショニングをしっかりできれば、やれる動きになるはずです!