「なぜサーフィンするのか?」それは、サーフィンがうまくなるための大切な質問。
2020.01.10プロサーファーを数多く育てた講師の富岡正登氏を迎え新企画ファンライドサーフアカデミー。
今回は、ファンライドサーフで何が学べるのか?をお伝えします。ワンポイントアドバス的なハウツーではなく、サーフィンの基礎を体系的に理解し、サーフィンの上達に繋げる番組を目指しています。
本稿は、Youtubeの放送を加筆修正したものです。
MC田島亜聖(以下、田島):国内屈指のサーフスポット宮崎から、明日海に行きたくなる大人のためのサーフィン動画を配信しているファンライドが、新企画を立ち上げました!
その名も、ファンライド・サーフアカデミー!!
それではさっそく講師をご紹介したいと思います。富岡さんです。
富岡さんは、ISAサーフコーチレベル2を取得後、伊東李安琉プロ、平田夏帆プロをはじめ、数多くのプロサーファーを育ててきました。
さて富岡さん、具体的にこのファンライド・サーフアカデミーはどのよに進めていきましょうか?
サーフィンをやる理由は、うまくなりたいから
講師 富岡正登(以下、富岡):まず皆さんに確認してもらいたいことがあるんです。
それは、なぜサーフィンをされているんですか?
田島:いやー。考えもしないですけど…
まぁそうですね。楽しいしから…。やっぱり、もう朝起きたら海行くのが当たり前になっているというか…
富岡:楽しいって、どういう時に、楽しいと思うんですか?
田島:えー!どうそいう時に…。それは、何かに一生懸命になっている時だったり、夢中になっている時にでしょうか…
富岡:夢中になって時には、気づきや変化を感じる時がありますか?なぜ、そんなに夢中になるのか?
きっと、楽しい=うまくなった時に、夢中になるんだと思うんです。
田島:そうですね。できてないような動きが、できたりするとやっぱり気持ちがいいですね。
富岡:では、その感覚を得るためには、うまくなりたいと言う部分が出てこないといけないですよね。
田島:確かに、みんなサーフィンをやっている人達は、常にうまくなりたいという気持ちはありますよね。
富岡:それがサーフィンする理由の中にあると思うので、せっかくこうやって動画を使って、HOW TO をやっていくのであれば、うまくなりたい気持ち、良い感覚を得るための物を提供していきたいと考えています。
また、うまくなるっていうところだけを求めるのではなく、生活する中にサーフィンがある方も、きっと多いと思うんです。
その方の目的っていうのは、長く楽しくサーフィンをしたい。
そのためには、僕も最近歳で、体力が落ちてきてるんですがw
体のコンディショニングだが維持できないと、楽しくなくなってくるので、そういった部分も僕の中ではお伝えしていけるのではいかと考えています。
目標がある方が、上達の速さが圧倒的に早くなる
田島:このファンライドは大人のためのサーフィン動画をコンセプトにお届けしています。とはいえ、いろんな層の人たちが見てくれていると思います。
それこそ10代でプロを目指す方がいたり、僕はもう40ですけれども、僕よりまだ上の世代で、サーフィンを楽しんでやっている方など、さまざまな目的意識を持ってされている方がいらっしゃると思います。
誰にでも共通するようなHOW TO になるのでしょうか?
富岡:はい。年齢などには関係なく、個々の自身のサーフィンに必要なものを何なのか?自身が何を目指していてサーフィンしているのか?
一度確認してもらえると、きっとそれに必要な事だったり、どの様に取り組めば、その必要なものが補えるのか?をうまく、伝えていけるんじゃないかなと考えています。
田島:どんなスポーツも、勉強にしても、ある程度目的がしっかりあった方が上達の近道ですね。
目的がある方が、レベルもどんどん上がっていくということなんですよ?
富岡:そうですね。具体的に自分の目指すもの。なぜそれをやってるのか?っていうのを明確にしてもらって、これからお伝えしていく、カリキュラムを使って、目指してもらえたらうれしいです。
テクニックの理解と再現するための正しいアプローチが学べます
田島:では、そのカリキュラムはどのようになっているのか?というとこちら。
富岡:基本的なところから始めていこうかなと思って、この6項目です。
まず一番目は、フォーム・基本のスタンス、乗り方ですね。
そして順番に、ボトムターン。
クリエイトスピード、スピードのつけ方ですね。
そして、リエントリー、カービング、カットバックと技、マニューバーを入れていこうかなという形で、この6項目をベースにします。
富岡:そして、項目ごとに、それぞれの自己分析、基本テクニックの理解、フィットネス、波の使い方、メンタルの5項目を当てはめながら、自分のサーフィンを、向上させていくプログラムを提供します。
田島:ふーむ…フォームの自己分析と言われても何のことやらさっぱりわかりませんが><
富岡:これまでの話と一緒で、なぜサーフィンをしているのか?とい確認をしてもらいましたが、同じように、今時点のフォームを自身でどう考えているのか?理解しているのか?目指しているのと違うのか?という所からスタートしてもらえればと。
田島:フォームの自己分析なんて考えた事もなかったですけど、10代の頃サーフィン始めた時に何かの本で「鏡の前で目をつぶって立った姿が、あなたのフォームだよ」というのを見たのを思い出しました。
富岡:それが、基本テクニックの理解になってくると思います。
体の表現と、どういう様な再現力があるか?また、フィットネスがないと、再現性というのは出せません。
そのためには、まず、自己分析で、鏡に写った自分のフォームをどう感じているのか?理解した上で、ズレがあればテクニックを改めて理解する必要がありまし、再現が出来なのであればフィットネスレベルから見直しが必要ということがわかります。
また、サーフィンは波を使ってするスポーツなので、正しい波の使い方ができてなければ、再現できないです。
そのためには、正しい考え方でアプローチしないとできないと考えています。
田島:なるほど…
まあここまでで私は理解ができたのは、カットバックまでに随分と時間がかかるなとww
ということで、皆さんには気長に、この動画をチェックし続けていただきたいと思いますwww
ということは、次回はまずはフォームフォームの自己分析からスタートですね!